2024年問題が話題になる4.5年前、当時まだ長時間労働を当たり前のようにこなしていたドライバーの疲れきった顔を見て、危機感を抱きました。
自分たちのあこがれだったトラックドライバーがブラック職業NO.1とも言われ、若者から敬遠されている。
このまま高齢化が進んだら運送業の未来はない…。
今すぐできることはないか考えた末、まず地方便・市内便ともに高速道路の利用を通常運行の中に組み込みました。
それにより、労働時間の短縮とドライバーの労力の軽減ができました。

次に行ったのが、仕事の効率化です。
元来、1人で行うコースを2交代制にし、他の短時間業務と組み合わせることで、待機時間と1人あたりの労働時間を抑えることができました。
少しずつではありますが、取り組みを続けたことで2024年問題が取り沙汰される頃にはほぼクリアしていました。
これからも更に働く環境を良くするための工夫に努めていきます。

とにかく人が良くて優しいドライバーが多いです。
ほのぼの和気あいあいといった雰囲気でしょうか。
事務員の女性からこんなにドライバーが話しやすい会社は初めてですと言われたことがあるくらいです。

お客様の為になるという事です。
当社で言うとお弁当は誰かの毎日の食事、病院食の原料は病院で食事を待つ患者様に必要不可欠なものです。
物を運ぶという事は、必ずどこかで生活の為になっています。そんな社会になくてはならない『物流』の一端を担う事で消費者の方まで無事商品をお届けできる事は、一番のやりがいだと思っています。

年々、労働環境や待遇が良くなっているところです。
創業当時、賞与はありませんでしたが、年1回大入りを出せるようになり今では年2回賞与を支給できるようになりました。
その他にも安全運転のモチベーションを上げてもらうため、年2回無事故無違反表彰と報奨金制度を設けました。
無事故無違反日数が一定以上になると更に報奨金が支給されます。
一番活躍したドライバーには社長賞が贈られます。
労働時間の軽減に取り組み続けているうちに休日を基本の月6日から、7日、8日と増やせる月が増えてきました。
完全週休二日制を目指して取り組みを続けていきます。

ひとこと「感謝」です。
感謝しかありません。